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吃音(どもり)の原因は口ではなく脳だった!

「言葉を発しようとしても、始めのコトバがなかなか出てこない」ほんとに辛い症状です。

これは吃音と呼ばれるもので「ブロック」と呼ばれる段階にあります。このブロックと呼ばれる私と同じような症状で深刻に悩んでいる方は実はとても多いと知りました。

私は、社会人になりたての頃、毎日この吃音を意識させられる電話応対や人前で話すことで鬱になるんじゃないかというところまで悩みました。

 

しかし、悩みながら吃音について調べ原因が少しずつ分かってきたことで安心したこともあり、今ではほぼ気にしない(どもりもあまり出ない)というところまできました。20年本当に長かったです。

吃音について自分の中で1つずつ解決しながら、どうやって吃音と付き合っていくか、改善していくかと考えていくことが大切だと思います。

そして、吃音は口ではなく、頭の中でどもっていることが原因。そのことについて書かれている

をご紹介します。

吃音とは?

  • 同じ音を繰り返す=連発(繰り返し)
  • 最初の音を引き伸ばす=伸発(引き伸ばし)
  • 始めの音が出てこない=難発(ブロック)

の3つがあります。そしてこの吃音は段階があります。

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(引用:吃音検査法小委員会)

社会人にもなると第4層にまでいっている場合がほとんどだと思います。私もそうでした。一見、周りからは分からないようにどもりそうになると別のコトバで言い換えたり今までの経験から回避していく方法を学んでいるからです。

ここで多くの書籍でも紹介されているブロックの状態となっている段階でどんな話すテクニックを使っているのか振り返りましょう。

①挿入⇒「あのー」「えっと」などということばを入れながら話す

②助走⇒言いやすい前置きをつける

③置き換え⇒ことばの順序を入れ替える

④言い換え⇒言いやすいことばを選んで話す

⑤随伴症状⇒顔や舌などに力が入る、ひざを叩く、腕をふってタイミングをとるなど

⑥中止⇒ことばが出にくくなると、すべてを言わずに黙ってしまう

⑦回避⇒話をする場面から逃げる

(引用:吃音のことがよくわかる本)

どれかに当てはまります。

この状態が一番悪化していて、本人の悩みは最高潮となっているのに周りからは気づかれていないといった段階です。ブロックの状態。この状態が周囲にとっては、「なんでこの人コトバ出さないんだろう??」って普段は普通に話していることの多い人が陥る周囲とのギャップです。

 

 

吃音が頭の中で起こっているとは?

  1. 目の前のものを「りんご」と認識する=言語
  2. 頭の中で「りんご」という=発話
  3. 口に出して音声で「りんご」という=構音

という3段階でコトバは発せられ、1と2は主に脳で3は構音器官と呼ばれるあごやくちびるなどによって行われます。どもるのは、口に出す段階ではなくて2の発話の段階、つまり脳で話している段階でどもってしまっていることが原因

私も振り返ってみると頭の中では「これを言おう」とするともうコトバを発する前に「言えない」と頭の中で思っていた(どもってしまっていた)という事実に非常に納得感がありました。

「このコトバ言えないかもしれない」という不安(=予期不安と言います)は、今までの言えず辛かった自己否定的な感情が蘇ってくることで起こってくるんです。

この頭の中の不安を解消していくことが改善につながっていくと本書では伝えています。

 

脳で起こっている吃音を改善していくには?

それでは、どうしたらこの脳の中でどもってしまっているという状態を治せるのか?ということですよね。

それは、過去に起こったマイナスの記憶をプラスの記憶に変えていくイメージングを活用した吃音訓練法=メンタルリハーサルと呼ばれるものが有力とされています。

すべて頭の中で行うので昔あった過去の辛い記憶色々な記憶を呼び起こすことができ、良い記憶に変えていけることが利点。イメージトレーニングと似ていますね。

イメージトレーニングは、一流選手やトップアスリートの方たちも取り入れている有効な方法です。

 

まとめ

実際のメンタルリハーサルにより改善できたという事例も多く扱われています。

口ではなく頭の中で「吃音」はおこっているという事実を知り、少しでも改善するなら一度読んでみることをおすすめします。