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子供(幼児)のどもりの4つの原因!親がやってはいけないこととは?

まだ小さいわが子と会話しているときに「最近どもり多くないかな」って悩んでしまう瞬間ってありませんか。私は、約20年以上どもりに悩んでいます。

そのため子どもが、どもることや言葉がつまって話しにくそうなことが人一倍気になってしまうんですよね。(敏感になりすぎなのかもしれません。)

子どもとの日々の接し方から、「どもり」は発症してしまっている可能性があります。私のように辛い思いで過ごすことがないよう今のうちから見直してみましょう!

どもり(吃音)ってなに?

 

そもそもどもりとはなんでしょうか?どもりの正式名称は吃音症といいます。

吃音症(きつおんしょう)(stammering symptom)とは、言葉が円滑に話せない疾病、または障害のことです。

「発語時に言葉が連続して発せられる」、「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く」などの症状を示します。WHOの疾病分類では、「会話の流暢性とリズムの障害」、「吃音症」に分類されています。

日本国内においては「どもり」、「吃音」と言われていますが、特に近年「どもり」は差別用語、放送禁止用語とされており、公の場で使われなくなってきています。

 

吃音の原因には、

  • 発達性のもの
  • 後天的なもの(頭部外傷など)

が挙げられます。

 

発達性の吃音は、2歳で発生することが多く、成人では0.8〜1.2%、学齢期の子供で約1.2%、5歳までの子供では約5%が吃音者であるといわれ、その4分の3のケースは治療の有無にかかわらず時間と共に解決していくといわれています。(抜粋:wikipedia)

 

子供の頃は本人が気づいていない場合も多く、吃音の程度やどもりやすい言葉や場面には個人差があります。緊張していたり朗読や電話の応対をしたりする、「あいさつ」などの日常よく使う言葉など、どもりやすい傾向があるとされています。

 

 

どもりは遺伝するのか?

家族に吃音者がいる場合、吃音になる確率は50%前後だというデータがあります。つまり自分の親が吃音だと、その本人も吃音になる確率が高いということです。

遺伝するのかについては、どもりって遺伝するの?原因から考える1つの対策でも書いています。

幼少期は、親が吃音者だと子供が真似をしてどもる言葉を発してしまうなど大きな影響があります。
しかし吃音が改善される可能性が高くなります。

 

 

「どもる」ことへの対策は?

前もって声を出す練習をして、脳に覚えさせること。そしてゆっくり話すことを意識すること。リラックスできる環境を作り話すことを脳に記憶させることで緊張からの吃音症は少し和らぎます。

同じ言葉で吃音になることが多いので、その言葉を自分で気付いて意識するのが大人の吃音症の方の対策になるでしょう。でも、この方法って子どもの場合には難しいんですよね。「もっとゆっくり話して」ということが逆にストレスになってしまうからです。

 

 

幼児(子ども)のどもりの原因

幼児のどもりの原因はいくつかあります。元々持っていた素因的なものや環境的要因など、様々な要因により発症すると言われています。例えば以下のような理由で吃音症になることがあります。

 

下の子が生まれた

お兄ちゃん又はお姉ちゃんになるというのは、上の子にとっては一大イベントです。加えて、周囲の関心が下の子に向けられるようになることや、今までのようにママを一人占めしたり甘えたりができなくなっていることを強く感じ、吃音症になることがあります。

 

幼稚園(保育園)入園

今までママと二人きりの時間が多かったのに、入園したとたん部屋にはたくさんのお友達やまだよく知らない先生。慣れるまで子どもにとって緊張の毎日です。自分がしゃべっている横から遮られるような状況にも慣れていません。

 

ママや大人たちのおしゃべりが多い/早口

一般的に、おしゃべりな人と言われているのは自分がしゃべることに夢中で、人の話をあまり聞いていないことが多く、相手が口をはさむ暇もないくらいひっきになしに話をします。

 

周りに人が多い

お盆やお正月など、従妹や親せきが集まる習慣が残っているご家庭ではにぎやかに過ごすことも多いでしょう。子どもたちも楽しそうにはしていますが、みんなのおしゃべりに加わろうと必死です。沢山の人の中で喋ろう!と頑張っているものの、思うように言葉が出ないのです。

 

 

 

 

どもりを治す方法

一生懸命話をしようとしている時は、「ゆっくり落ち着いて話そう」「もう一回言ってみよう」という言葉をかけたり、本人が言おうとしている言葉を先に言ってしまうのはNGです。
本人は慌てて話しているという意識はなく、ただスムーズに話すことができないだけなのに話し方を治されると、話すことへの恐怖感や嫌悪感を抱いてしまうことがあります。また、親の期待に応えるために頑張りすぎて自信の喪失につながる恐れがあります。
大切なのは「今の話し方のままで大丈夫だよ」ということを伝えて、本人に安心感を与えることです。吃音のままで話をしても、その症状がそれ以上悪化することはないので、まずは無理に治そうとするのではなく、話すことが好きになるよう温かく見守ってあげることが大切です。

 
こどもが話を繰り返したり思うように言葉が出てこないと、どうしても話し方にばかり気を取られがちですが、まずは話の内容を最後まで聴いてあげることが大切です。

言葉を遮られることなく話を最後まできちんと聴いてもらうことで、子供は話すことの楽しさや言いたいことが伝わった達成感を味わうことができます。こうした積み重ねから話すことへの意欲や自信が身につき、改善していくことがあります。

 

 

どんな方法がいいのか

吃音については、「早期治療が必要」という考え方もあれば、「放っておけば自然に回復する」という考え方もありますが、どちらにせよパパやママは子供の吃音に理解を深め、適切な支援をすることが求められます。
専門的な治療を受ける時は、身体的な要因が疑われる場合は耳鼻咽喉科や神経内科、精神的な要因が疑われる場合は心療内科や神経科を受診しましょう。現在、吃音は「吃音症」という疾病に分類されていることから、基本的に医療機関を受診する場合は健康保険の適用対象になります。
ただし、どの病院でも吃音の治療を行っている訳ではないため、事前に言語聴覚士がいることを確認しておく必要があります。自然に治るよう様子を見守る場合は、子どもへの心の負荷が大きくならないよう、おおらかな気持ちで見守ってあげてください。

幼稚園や保育園に通っている場合は、そういった場所でも過ごしやすいように先生に相談しておくといいですね。

 

 

さいごに

多くが2歳から5歳頃の幼児期に見られ、言語能力が急速に発達する時期における一過性のものである発達性吃音です。中には心因的な要因により発症する心因性吃音である場合もあります。

子どものどもりが最近急に気になり始め、だんだんひどくなっているような様子の時は子ども自身が何かしらトラブルを抱えていることも考えられます。子どもを取り巻く環境について一度見直してみることも必要です。

 

親としては不安がたくさんありますよね。しかし3割程度の子が吃音症は自然に治ると言われています。お子さんの環境や様子を観察し、本人も過ごしやすいようにしていってあげたいものですね。